炭治郎の同期で鬼殺隊員の仲間でもある我妻善逸。
今回は善逸が柱になる可能性について考察していきたいと思います。
我妻善逸とは?
まず、彼のプロフィールを紹介したいと思います。
- 名前:我妻善逸(あがつま ぜんいつ)
- 年齢:16歳
- 身長:164.5cm
- 体重:58キロ
”雷の呼吸”を使う剣士で聴覚に特異体質があり
相手の心音を読み取る事ができます。
戦闘の際は、眠る事で覚醒状態に入るんです。
性格はすぐ弱音を吐き、自信が持てないダメ男。
しかし仲間思いの優しい性格ですが、女好きで過去に何度も騙された事があるようです。
上弦ノ陸 獪岳との関係
善逸が柱になる可能性として考えられるのが、まずは善逸は単独で上弦の鬼を滅殺しているという点です。
これは、本編でまだ善逸しか達成していない偉業であり、他の柱ですら単独で倒しているところは見受けられていません。
この上弦ノ陸の鬼は、実は獪岳と言い善逸の兄弟子に当たる人物です。
獪岳と善逸は同じ師匠から”雷の呼吸”を学び、善逸は優等生の獪岳を尊敬し、切磋琢磨する関係でしたが
獪岳はヘタレな善逸とそんな善逸にも、懸命に指導する師匠の桑島のことを良く思いませんでした。
自分が上に立ちたい、周りから特別扱いされたい性格の獪岳は善逸や桑島を見下す様になり、疎遠になっていきました。
そして、鬼に堕ちてしまった事でその責任として善逸が刀を振ったのです。
獪岳がいくら即席の鬼で体が順応していなかったと言っても、上弦ノ陸には変わりないので、鬼殺隊としては十分な功績だといえます
これまでの善逸は戦闘時は”眠り”に入らないと実力が発揮できませんでしたが、この戦闘では通常でも実力を発揮し、弱音を吐くこともなく一気に成長したといえますね。
また、雷の呼吸は全六つの型までとされている中で、 ”雷の呼吸”漆ノ型 火雷神 (ほのいかづち)という技は
善逸の完全オリジナル技として繰り出されました。
型の数を超え新たに作り出したのは
現在では ”水の呼吸”の柱、義勇と善逸のみなので
希少だといえます。
精神面・実力面でもこの戦闘がかなり善逸を成長させ、特に”雷の呼吸”漆ノ型 火雷神は
同じ”雷の呼吸”を使う獪岳ですら、目で追う事が出来ない程の速さなので、凄まじい脅威だと感じますね。
善逸は柱志望 ! ?
疎遠になった獪岳に手紙を送り続けていた事が判明した善逸ですが
「柱にはなれたのかよ?」と獪岳に聞かれるシーンがあることから、送った手紙の内容に
自身で「柱になる」といった文章を載せていたのではないでしょうか。
また、善逸は戦闘の深手で意識朦朧の中、他界した師匠である桑島と三途の川らしき場所で再会をしました。
そこで、「じいちゃんが生きている内に柱にもさぁ……なりたかったんだけど」と発言していることから善逸は柱になる志望をしている事が濃厚になってきますね。
師・桑島も元柱
善逸の師匠である桑島とはただならぬ関係で、ただの師弟関係ではありません。
というのも、善逸の過去に問題があります。
彼は現在16歳という若さですが、これまでに7人の女性と付き合ってはどれも奴隷の様に扱われたり、高額な借金を背負わされていました。
更には、詳細はありませんが両親もいないという絶望的な境遇の持ち主です。
そこへ、桑島が善逸のセンスを見抜き弟子として引き取ったんです。
最初から稽古や戦闘が嫌いな善逸は、なかなか積極的に参加しませんでした。
稽古から逃走する善逸を得意の投げ縄でいつも捕えては、的確に指導する桑島師範。
桑島はそんな善逸を1年間みっちり鍛え、雷の呼吸 壱の型だけしか覚えられなかった善逸に対しても「一つを極めろ」と心から褒めてやります。
そんな優しくも的確に育てる桑島を善逸は大好きでした。
こうした関係性があったからこそ善逸が成長出来たのだと感じます。
桑島慈悟郎(くわじま じごろう)自身も雷の柱である”鳴柱”(なりばしら)で、35歳の時に戦闘中片足を失い、鳴柱を引退しました。
なので、自身が柱であった事から弟子たちにも柱になってほしいという気持ちがあったのだと感じますね。
善逸は心優しい性格なので、獪岳と違い桑島のことを人として好んでいるので、その想いに応えたいと思っているのではないでしょうか。
善逸が柱になる可能性
善逸が柱になる可能性として、これまでの話をまとめてみると
善逸は獪岳戦で急成長を遂げ、功績をあげました。
精神面では起きていても実力を発揮でき
実力面では神速剣技のオリジナル技を作り、単独で上弦の鬼を殺しました。
そして今の所新型を作った剣士は、義勇と善逸のみです。
更に善逸には、柱になりたい意思があります。
それを獪岳や桑島には発言していますよね。
そして元鳴柱である桑島の意思を背負っています。
また、柱になる条件として「十二鬼月を倒す」「50体鬼を倒す」がありますが
今の善逸は一つめはクリアしていますし
50体は普通の鬼もカウントしても良いのであれば
そう難しくないと感じるので、善逸の今後の頑張り次第で鳴柱になる日が来るのではないでしょうか。
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