上弦の鬼との激しい戦いで発現した痣。
今回は痣の秘密につて考察していきたいと思います。
痣とは
「痣」はとある特定条件になると、体の一部に模様が浮かびあがり身体能力や精神力を大きく向上させることができます。
そして、透き通る世界を見ることができるようにもなり、相手の動きを見極められることもできます。
上弦の鬼と戦うにはこの「痣」の発現が重要となっていきます。
発現の条件としては、霞柱 時透無一郎が痣の発動条件について述べています。
- 体温は39度以上
- 心拍数は200を超える
かなり具体的ですよね。
通常では動く事もできないような状態なので、強靭な肉体と精神力が必要となっていきます。
また、一度痣が発現したものと共鳴するかのように周りのモノにも痣が発現するようです。
現在は柱のメンバーと炭次郎だけが発現することができますが、善逸や伊之助も訓練すれば発動できるのではないでしょうか。
強すぎる力の代償
とてつもなく強い力を得る事ができる痣ですが、じつは寿命の前借りをしてその力を得ていることが黒死牟の発言によりわかっています。
痣を発現させたものは例外なく25歳を迎える前に死ぬというものです。
しかし岩柱である悲鳴嶼行冥は例外はあったのだろうと嘘を見抜いていました。
そう、例外はあの日の呼吸の使い手、継国縁壱です。
彼は生まれつき痣を持ち、そして80歳を過ぎてなお、生きていたんです。
彼の死因は寿命による死であることから、彼の存在は特別であったといえますね。
初期段階で伏線は張られていた?!
炭治郎の痣の変化があったのは、意外にも早く第7話の鬼殺隊試験の時に変化しているんです。
それは錆兎を殺した鬼との戦いの際
やけどの跡が変化し痣のようなものとなっていますね。
当時は血が頭についていたのではないか?
と思われていたのですが
第2話
第12話
おでこの痣はその後も同じ形で物語は進んでいきました。
そう考えると、かなり早い段階で伏線があったんですね!
炭治郎はおでこの傷をやけどの傷だ、と言っていますが明らかにやけどの傷ではなくなっています。
そして、次に痣が大きく変化したのが上弦の陸、堕姫との戦いです。
このとき鬼の首を切り落とそうと最後の力をふり絞った際、痣が炎のような形に大きく変化していましたね。
おそらくですが、この時初めて痣の能力を発揮できたのではないでしょうか。
痣は鬼にも発現する?!
強力な力を得ることができる痣ですが、禰頭子にも痣が発現する話が何度かありましたよね。
禰豆子の痣は枝葉のような模様で顔ではなく体に発現しています。
そして、発現したときは角が生えていることから、かなり鬼の容姿に近づいています。
また、上弦の壱 黒死牟も痣を持っていることから、鬼も痣が発現可能なのではないかということになりますよね。
そして、無限城では無惨にも体に痣のような模様が全身にあります。
これが痣なのかどうかは定かではありませんが、黒死牟が痣を発現させることが可能な点から、可能性は十分にあるのではないでしょうか。
炭次郎の発現している痣は、日の呼吸の使い手
継国縁壱と同じ形の痣です。
そして、痣の形と使用できる呼吸の系統には深く関係があると思われます。
風柱である不死川は風車のような形。
水柱である冨岡義勇は水のような形が浮かび上がっていますよね。
つまり、痣の模様は自分の向いている呼吸の派生を表しているのではないでしょうか。
元々はは鬼の能力⁈
現在無限城で無惨と激しい戦いを繰り広げていますが、この無惨にも痣のようなモノがありますよね。
無惨の痣は、少し浮いているようにも見えるので、血管のようにも見える気もするのですが…
鬼が痣を発現できるは、もしかすると元々は鬼の能力の一部であったのではないか?と考えることもできますよね。
物語第1話で、禰頭子は無惨と接触しています。
痣は共鳴するとのことから禰頭子は無惨と共鳴を起こし、そして炭次郎は禰頭子と行動を共にしているため、痣が一番最初に浮かび上がったのではないでしょうか。
推察ですが、痣の発現条件の1つとして、間接的であったとしても、無惨との接触が必要というのがあるかもしれません。
また、禰頭子は特別な鬼なので痣は鬼とは別の能力だったというのも考えられますね。
以外にも早い段階で伏線が張られていた「痣」ですが、これは日の呼吸の剣士縁壱とも深い関わりがあると思われます。
そして、25歳を迎える前に死ぬという事から、ほとんどの柱が死ぬ事になりますよね……
今後、悲しい展開となっていくのか、それとも違った展開になるのか……
一体どうなるのでしょう?
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